最近出た十文字美信の写真集 、「感性のバケモノになりたい」
MOMAに展示された「首なし」や
下剤を使って悪臭の中撮影したグラビアヌード、
死ぬ時に見る風景を撮りたいとはじめた「グッド・バイ」
暴力写真家と呼ばれながら
狂って精神を壊すほど格闘しながら撮り続けたぜんぶが入ってる
エゴラッピン
巻頭の「藤崎」から、もうシビレるくらいにかっこいいんだよ
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生活や将来の計画は適当にしか考えられなかったが、
その気持ちの余った分も含めて、根こそぎ写真を撮ることに没頭していた。
自分が見たこと、見たいもの、考えていたこと、感じたもの、
その時、心の中に生まれたものはすべて写真にならないだろうか、
写真に撮れないかと思っていた。
ほとんど反射的ともいえるくらい、何をやっても最後は写真に落ちていった。
それは楽しいことでもあったが、自分の想いの出所を探すために、記憶や意識の源を掘り下げていくと、意外な場所に出たりして、暗い重い気持ちになることもあった。
いったい写真で何が出来るかを必死で模索して、それはもう格闘のような気持ちだった。自分で傷つけて痛さを確認しなければ信じられなかった。写真を撮ることで何かを発見できたとしても、それにどれ程の価値があるのだろう。わからない。でも、写真は僕から離れようとはしない。
(巻末 「見えないものについて」より)
4 件のコメント:
私はミナさんと、セカンドライフでも結婚したいでえーす。
は、はい。光栄ですっっ^^
執拗なこだわりやあこがれは近いのかと思ったのですが
YouTube「小さな悪の華」予告編↓
http://www.youtube.com/watch?v=bhxGD9K3gH0
ピント外れでしたか?
人からみたら滑稽だと思われるようなこだわりを持つのが好きです
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